ラストインパクト | 血統、次走、敗因、馬、レース後コメント

ラストインパクトの血統・成績データ

父親：ディープインパクト

母親：スペリオルパール（母父ティンバーカントリー）

調教師：松田博資（栗東）

年齢：4歳牡馬（記事作成2014年12月時点）

主な勝鞍：金鯱賞(G2)、京都大賞典(G2)、小倉大賞典(G3)、日経新春杯(G2)

主な重賞成績：阪神大賞典(G2)3着、金鯱賞(G2)1着、京都大賞典(G2)1着、新潟記念(G3)3着、日経賞(G2)3着、小倉大賞典(G3)1着、青葉賞(G2)3着、

主な兄弟：タガノボーディング、タガノベルーガ、スペリオルバスター

ラストインパクトの近走レース後コメントまとめ

天皇賞春(G1) 4着/17【京都外3200m良S】2015年5月3日

川田騎手レース後コメント・・・1周目の坂の下りまでは良い感じでした。最初の直線に向いてエンジンが掛かってしまった感じです。あとはリズム良く走って、最後の直線もよく伸びました。思っていた以上に距離をこなしてくれました。

阪神大賞典(G2) 3着/10【阪神内3000m良M】2015年3月22日

川田騎手レース後コメント・・・終始、折り合いはついていました。リズム良く思っていたところから上がっていけましたが、直線では並ぶ間もなく突き放されてしまいました。前の2頭が強かったです。それでもよく頑張ってくれました。

有馬記念(G1)7着/16【中山内2500m良】2014年12月28日

菱田騎手レース後コメント・・・ロスなく立ち回るつもりで臨みました。4コーナーも前があいてスムーズでしたが、直線に入ってからスムーズさを欠いてしまいました。進路を見つけることができていれば結果も違ったと思います。

金鯱賞(G2)1着/17【中京2000m良】2014年12月6日

川田騎手レース後コメント・・・長い距離で我慢できていましたし、2000mの今回はリズムよく走れました。直線もすごく良い脚で、抜け出してから遊ぶくらい余裕がありました。力をつけていますし、このあとの有馬記念でも良い走りをしてくれると思います。

京都大賞典(G2)1着/12【京都外2400m良】2014年10月14日

川田騎手レース後コメント・・・開幕週で馬場が良く、前が止まらないだろうと思っていたので、良い位置を取りに行って、この馬としては辛抱して走ってくれました。3コーナー手前で離されましたが、タマモベストプレイを捕まえることと後ろを両方意識しながらレースを運びました。最後は追い出しもスムーズで、良いレースができました。

新潟記念(G3)3着/18【新潟外2000m良】2014年9月7日

川田騎手レース後コメント・・・スムーズな競馬が出来てよく頑張っています。ただ良い頃の感じと比べるともうひとつでした。これから良くなってくれると良いですね。

小倉記念(G3)6着/14【小倉2000m稍】2014年8月10日

川田騎手レース後コメント・・・スムーズに自分の競馬は出来ましたが、3コーナーから手応えが怪しくなってしまいました。休み明けですし、馬場も影響したと思います。

天皇賞春(G1)9着/18【京都外3200m良】2014年5月4日

川田騎手レース後コメント・・・1周目の下りで少し力んでしまいましたが、馬の後ろに付けると落ち着いて走ってくれました。その後はリズム良く走っていましたし、よく頑張っていると思います。

日経賞(G2)3着/15【中山内2500m良】2014年3月29日

川田騎手レース後コメント・・・前回よりも落ち着いていたのでゲートも上手く出てくれました。もう少し早めに動ける展開になれば良かったが、ペースも遅かったですからね。馬は我慢して走ってくれています。

小倉大賞典(G3)1着/15【小倉1800m良】2014年2月23日

川田騎手レース後コメント・・・人気になっていましたし、勝てて良かったです。行きっぷりのいい馬ですから、距離的には1800m~2000mくらいが合っていると感じていましたから、心配はありませんでした。スタートで遅れて位置取りが悪くなってしまいましたし、ペースも遅かったので、向正面で外に出すと馬が行く気になったので、そのまま行かせました。まったく想定はしていませんでしたが、無理せず行けましたし、あとは馬のリズムを大切に乗りました。リズム良く走れていましたし、手応えも良かったですから、後続につかまることはないと思っていました。ここまで一戦毎に力をつけていますし、こうして重賞を勝てたのですから、今年はもう一段、二段とステップアップしてもらいたいと思います。

松籟S(1600万下)1着/11【京都2400m良】2014年2月2日

岩田騎手レース後コメント・・・ペースが遅くて前半はハミを噛んでいたけど向こう正面で上手く抜けました。最後は良い脚を使ってくれたし力があります。

菊花賞(G1)4着/18【京都3000m不良】2013年10月20日

川田騎手レース後コメント・・・3000mでも折り合いが付きましたし、本当に良く頑張ってくれました。

管理人から見たラストインパクト

ラストインパクトはその名の通りディープインパクト産駒で、ここ最近一皮むけて強くなったなという印象。

菊花賞4着があるように、距離適性は1800m~3000mまで幅広く対応しています。

ラストインパクトは父ディープインパクト（サンデー系）、母スペリオルパール、母父ティンバーカントリー（ミスプロ系）という血統。

長距離でも折り合いが付きやすい、騎手としては乗りやすい馬みたいですね。

小倉記念の敗因は馬場の影響もあったので、雨が降って重馬場など道悪になるのは割引必要。

金鯱賞ではコースレコードも出し、本格化して勢いは今すごくあるので、あとは強い相手が揃った時に勝ち切れるかという点だけ。

【追記：有馬記念の復習】直線でうまく進路見つけられてたら…。敗因は明確だし、1着ジェンティルドンナと0.2秒差しか負けていないので、負けて強しの7着でしょう。菱田くんはこれが初の中山芝騎乗というハンデもありましたし。

ラストインパクトの次走展望【有馬記念2014】

ラストインパクトは、次走は有馬記念に出走します！

中山芝2500mという難しいコースですね。

ラストインパクトは中山2500mというコースはどうか？ですが、同じコースで行われた日経賞で3着があるので、問題ないと思います。

さらに興味深いのは、ラストインパクトの母父ティンバーカントリー。

ティンバーカントリー産駒は、ヒシアトラスやアドマイヤボスやトウショウナイトがいますが、中でも注目したいのはトウショウナイト！

トウショウナイトは中山芝2500mの鬼で、中山芝2500mの成績は【2･3･0･2】でした。

2着3回は全て日経賞で、着外の2回は日経賞4着と有馬記念7着。

その他ティンバーカントリー産駒も中山や阪神を得意としている馬が多く、坂があるコースに強いと言うこともできます。

ラストインパクトにもティンバーカントリーの血が受け継がれているので、ラストインパクトにとって中山2500mというコースは絶好の舞台の可能性があります！

枠も4枠7番という良い枠を引きましたし、楽しみな1戦。

ただ減点材料としては、やはり乗り替わりでしょうか？

主戦騎手の川田ジョッキーがエピファネイアに騎乗する為、ラストインパクトには菱田騎手が乗ることに。

菱田騎手は若手期待のジョッキーで腕も良いのですが、今の所は重賞未勝利ですし、有馬記念は初騎乗。

初重賞勝利がいきなり有馬記念だなんてサクセスストーリーは考えにくいので、1着は無いと見ても良いかも。

ここ2戦の相手とは格段に強い相手との戦いになりますし、軸にはし辛いですかね。

血統的、勢い的には面白いんですけど！

ラストインパクトの次走展望【天皇賞春2015】

ラストインパクトは、次走は天皇賞春に出走します！

昨年は勝ち馬に0.6秒差の9着。

昨年は決してスムーズなレースでは無かったことを考えると、今年は2枠4番の絶好枠を引きましたしチャンスは有ります。

ラストインパクトは4番枠での成績が【3・0・0・0】と最高の枠ですよ。

前走の阪神大賞典ではゴールドシップとデニムアンドルビーに差を付けられた感じはありますが、スピード決着になりやすい京都であれば逆転は可能と見ています。

騎手が相性の良い川田に戻るのもプラス。

叩き2走目での上積みも期待できますし、前にも行ける先行力も魅力。

今の京都の高速馬場だとある程度前目の位置で競馬できないと厳しいので、内枠で好位で競馬できるラストインパクトが好走する可能性は高いと思います。

距離だけが不安ですが、叔父に天皇賞春を勝ったビワハヤヒデや天皇賞春2着のナリタブライアンもいる母系ですし、この枠ならば距離ロスなく進められそう。

有馬記念で0.2秒差の7着に来る能力はありますし、有力馬がこぞって外枠に入った今回は勝ち切る可能性まで考えないと。

2着なんじゃないかなと思ってますけど（笑）

↓↓前走「阪神大賞典 3着、1枠1番、白」動画