ジェンティルドンナ | 馬、次走、引退、血統、レース後コメント

ジェンティルドンナの血統・成績データ

父親：ディープインパクト

母親：ドナブリーニ（母父Bertolini）

調教師：石坂正（栗東）

年齢：5歳牝馬（記事作成2014年11月時点）

主な勝鞍：有馬記念(G1)、ドバイシーマクラシック(G1)、ジャパンカップ(G1)、秋華賞(G1)、ローズS(G2)、オークス(G1)、桜花賞(G1)、シンザン記念(G3)

主な重賞成績：有馬記念(G1)1着、天皇賞秋(G1)2着・2着、ドバイシーマクラシック(G1)1着・2着、ジャパンカップ(G1)1着・1着、宝塚記念(G1)3着、秋華賞(G1)1着、ローズS(G2)1着、オークス(G1)1着、桜花賞(G1)1着、シンザン記念(G3)1着

主な兄弟：ドナウブルー、トパーズ

ジェンティルドンナの近走レース後コメントまとめ

有馬記念(G1)1着【中山2500m良】2014年12月28日

戸崎騎手レース後コメント・・・今日はジェンティルドンナの最高のパフォーマンスをファンに見せようと思っていました。前回の天皇賞秋で賢くて乗りやすい馬だと分かりましたし、枠順も良く、不安なくレースに臨めました。
レースでは先行してしぶとさを生かすことを考えていましたが、前に壁が作れず、初めは多少気負うところはありましたが、我慢してくれて良いリズムで行けました。先頭に立ってからは後ろからの馬の足音も聞こえてきましたが、最後の力を振り絞って頑張ってくれました。最高の牝馬だと言っていいと思います。僕自身は、今年G1を勝てずに悔しい思いをしていましたが、ジェンティルドンナに助けられました。これで引退しますが、今後もこの馬を見守って欲しいと思います。

ジャパンC(G1)4着　2014年11月30日

ムーア騎手レース後コメント・・・昨日の雨で馬場が緩くて、グリップが利かず、地面をつかみきれなかった感じでした。今日は切れ味勝負ではなく、スタミナ勝負になってしまいました。仕上がりは良かっただけに、とても残念です。

安藤勝己・・・ジェンティルドンナは万全の仕上がりとはいえさすがに能力が落ちてきた。

天皇賞秋(G1)2着　2014年11月2日

戸崎圭太騎手レース後コメント・・・本当によく頑張ってくれました。すごい馬です。良い雰囲気で走れましたが、直線は狭いところだったので、もう少し広いところに出せれば、気持ちよく走れたかもしれません。折り合いもついていたし、衰えはまったく感じませんね。

宝塚記念(G1)8着　2014年6月29日

川田騎手レース後コメント・・・ゲートを上手に出てくれて、道中もリズムよく行けました。前に壁を作ってくれという指示で、向正面からその壁をゴールドシップに切り替えました。ただ、3コーナーで手応えが怪しくなってしまって、直線はバタバタでした。何事もないといいんですけど…。

ドバイシーマC(G1)1着　2014年3月29日

ムーア騎手レース後コメント・・・楽な競馬になりました。終いに良い脚を残したいと思っていたので、期待通りの競馬をしてくれました。本当に良い牝馬です。

石坂調教師レース後コメント・・・やるだけのことをやっていたので、絶対に馬が変わると信じていました。春のシーズンで国内のGIもありますが、この激しいレースを経験したので楽しみです。久しぶりにあの根性を出してくれました。ジェンティルドンナはよくやりました。

京都記念(G2)6着　2014年2月16日

福永騎手レース後コメント・・・ゲートで潜って、戻ったところでゲートが開きました。その影響で、乱れたリズムの修正に時間が掛かりました。道中は2~3番手で抑えの利いたレースが出来ましたが、トゥザグローリーが動いて行った時には余力がありませんでした。前に壁を作った方が良かったのかな…。でも馬は最後までよく頑張ってくれました。

ジャパンC(G1)1着　2013年11月24日

ムーア騎手レース後コメント・・・この馬に乗せていただき、非常に幸運でした。ジャパンカップを連覇できて嬉しいです。道中、早めに前へ行ってしまい心配でしたが、彼女がよく頑張ってくれました。今年になって勝ち星はありませんでしたが、常に悪い結果はなく、率直に彼女の力を信じて乗りました。

天皇賞秋(G1)2着　2013年10月27日

岩田騎手レース後コメント・・・スタートが良すぎたのですが、出たなりで位置取りはどこでもいいと思っていました。道中も力まないでレースができました。強かったですが、勝った馬の脚が違いすぎました。しかし、この馬もさらによくなると思います。

宝塚記念(G1)3着　2013年6月23日

岩田騎手レース後コメント・・・重い馬場で切れがそがれた。頑張ってはいるが…。

石坂調教師レース後コメント・・・力が足りなかったのかもしれないが、通ってはいけないところを通ってきた。一番馬場のいいところを通れるはずだったが…。

ジャパンC(G1)1着　2012年11月25日

岩田騎手レース後コメント・・・オルフェーヴルとの叩き合いを制したのは大したもの。直線で自分の取ったコース取りが微妙で、皆さんに心配させてしまったのが心残りですが、初めて本気のジェンティルドンナの走りを見せられて良かったです。昨日、今日の馬場を見て内にこだわったし、53kgを生かす競馬をしようと思っていました。道中は4角までは完璧に乗れたし、オークスを勝った左回りの東京は合っていますね。

管理人から見たジェンティルドンナ

ジェンティルドンナは3歳時に牝馬3冠を達成し、初の古馬との対戦となったジャパンCでオルフェーブルとの叩き合いを制し勝利。

オルフェーブルに不利を与えたとは言えども、ものすごい勝負根性を見せてくれました！

4歳時はなかなか勝てないレースが続きましたが、ジャパンCで連覇を決める勝利を挙げると、海外のドバイシーマクラシックで圧勝！

ただ宝塚記念で大敗したので、衰えがきてるのかなとも思いきや、そんな心配なんのその4ヶ月の休み明けにも関わらず天皇賞秋で2着。

天皇賞秋で騎乗した戸崎騎手も「衰えは全く感じない」と言ってるのでまだまだ走りそうですね(^o^)

岩田騎手が「左回りの東京は合っている」と言ってましたが、これまで東京コースの成績は【3・2・0・0】とオール連対！

東京競馬場でのジェンティルドンナは信頼度抜群ですね！

過去馬券圏内を外した3戦は全て休み明けだったことを考えると、叩き2走目であればなお信頼度が高くなると見て良いでしょう。

スタート上手。

道悪が苦手なので重馬場だと大きく割引、稍重でも割引が必要です。

ジェンティルドンナはジャパンCでの引退が予定されていますが、ディープインパクト×ドナブリーニという血統は、過去にドナウブルーも輩出しているので、今後も注目の血統！

ドナブリーニの2012もディープインパクトが父ということで楽しみな2歳馬ですね。

ジェンティルドンナの次走展望【有馬記念2014】

ジェンティルドンナは、次走は有馬記念に出走します！

この有馬記念がジェンティルドンナの引退レース。

中山芝2500mという難しいコースですね。

ジェンティルドンナは中山2500mというコースはどうか？ですが、中山の芝がジェンティルドンナに合うとは思えません。

中山はこれが初ですし、ステイゴールド産駒やハーツクライ産駒のライバルたちと比べると…。

2枠4番というまたしても絶好枠に入ったことと良馬場はプラス材料ですが、それ以外は強調できる点がありません。

牝馬が引退レースを勝つというのはかなり難しいことで、ブエナビスタでさえ引退レースの有馬記念は7着（ジャパンC1着からのローテ）に敗れています。

ジェンティルドンナは明らかに前走のジャパンC（得意な東京）が大目標でしたし、ジャパンCを勝ったら有馬記念を使わずに引退する予定でした。

有馬記念を目標に仕上げてきた強豪馬には敵わないでしょう。

右回りだと取りこぼしも目立ちますしね。

牝馬の引退レースは無事に回ってきてくれればOK、あわよくば上位に来てくれないかな？って感じだと思います。

ダイワスカーレットぐらい強い牝馬ならば別ですが、ジェンティルドンナはそこまででは…。

（※終了）ジェンティルドンナの次走展望【ジャパンカップ2014】

ジェンティルドンナは、次走はジャパンカップに出走します！

ジャパンカップでは父サンデーサイレンス系を狙いたいレースなので、ジェンティルドンナの父はディープインパクトということでGOOD。

母父がノーザンダンサー系というのもまあまあ相性が良いので、ジェンティルドンナの母父Bertoliniはノーザンダンサー系なので血統的に結構良いとは思います。

まあ今さら父母のことを言わなくても、ジェンティルドンナ自身がジャパンCを連覇しているわけですから、相性抜群のレースであるのは明白です。

ただ昨年よりもメンバーが格段に強いと思うので、3連覇できるかと言われると少し疑ってもみたいところ。

外枠に入ったり、雨が降って道悪になったりしたら迷わず切りたい！

が、しかし、2枠3番という絶好枠に入りました。

これでは消せない…叩き2走目でもあるし。

でも1着は無い気がするんです。

3連覇なんてなかなかできるものではないですからね、2~3着なんじゃないかなと。

得意の東京ということでこれといった不安要素は無いので、しかも2戦2勝と相性の良いムーアが鞍上となれば、馬券の軸にはもってこいでしょうね！

土曜日に雨が降って稍重になりましたが、日曜日には回復してますでしょうか。

↓↓前走「天皇賞秋 2着、1枠1番」動画