ホッコータルマエ | 馬、次走、敗因、血統、レース後コメント
ホッコータルマエの血統・成績データ
父親:キングカメハメハ
母親:マダムチェロキー(母父Cherokee Run)
調教師:西浦勝一(栗東)
年齢:5歳牡馬(記事作成2014年12月時点)
主な勝鞍:川崎記念(G1)、東京大賞典(G1)、JBCクラシック(G1)、帝王賞(G1)、かしわ記念(G1)、アンタレスS(G3)、名古屋大賞典(G3)、佐賀記念(G3)、レパードS(G3)
主な重賞成績:JBCクラシック(G1)4着・1着、フェブラリーS(G1)2着、川崎記念(G1)1着、東京大賞典(G1)1着、JCダート(G1)3着・3着、南部杯(G1)2着、帝王賞(G1)1着、かしわ記念(G1)1着、アンタレスS(G3)1着、名古屋大賞典(G3)1着、佐賀記念(G3)1着、レパードS(G3)1着
主な兄弟:シーズガレット、トーコープラネット、マダムウルル
ホッコータルマエの近走レース後コメントまとめ
チャンピオンズカップ(G1)1着 2014年12月8日
幸騎手レース後コメント・・・最後は必死に追っていて、直線がすごく長く感じました。前でレースを、と思っていましたが、思った以上に前の位置になりました。ゴール前は他馬が近くにいるのが分かって、本当に必死でした。去年勝たせてあげたかったのですが、やっと中央のG1を勝たせてあげることが出来ました。
JBCクラシック(G1)4着 2014年11月3日
幸騎手レース後コメント・・・久々でもたつくかと思ったけどスムーズでした。使って良くなるタイプなので次は良いと思います。
ドバイワールドカップ(G1)16着 2014年3月29日
幸騎手レース後コメント・・・思ったような位置取りで競馬が出来ましたが、3コーナーくらいからきつくなってしまいました。追い切りの感じではタペタをこなしていましたが、レースでトップスピードになった時はまた違う要素があるのかもしれません。レースまで順調にきていて、いつも通りのタルマエでしたが、こういう馬場が初めてなので、馬が戸惑ったのかもしれません。良い経験になりました。
フェブラリーS(G1)2着 2014年2月23日
幸騎手レース後コメント・・・自分の形でレースは出来ましたが、最後はどうしても前との差が詰まりませんでした。勝った馬をほめるしかありません。意識のほとんどは後ろの馬においていましたが、コパノリッキーに意識をおいていたとしても、交わせていたかどうか…という感じです。それでも今日は集中して走ってくれていました。
川崎記念(G1)1着 2014年1月29日
西浦調教師レース後コメント・・・コンスタントに走っていますが、オンとオフの切り替えがうまく、すぐ体調を戻してくれます。今年は3月にドバイへ行くので、良い結果を出してきたいと思っています。その前に、状態が良ければフェブラリーステークスへの出走を考えています。これからまたどんどん力をつけていきたいと思いますので、これからも応援をよろしくおねがいします。
JCダート(G1)3着 2013年12月1日
幸騎手レース後コメント・・・スタートを決めて理想通りでした。ただ、4コーナーで早めに抜け出す形になってしまい、ソラを使ってしまって…。それが響きました。後ろが来た時には一瞬反応してくれましたが、勝った馬は勢いが違っていました。
管理人から見たホッコータルマエ
ホッコータルマエは現在のダート界の大将格。
今年の3月にドバイワールドカップで最下位の16着に敗れるまでは、16戦連続で3着以内に入るなど抜群の安定感を誇っている馬です。
ドバイワールドカップの敗因は、タペタの馬場に対応できなかったことや海外への輸送疲れなどが考えられるので度外視で良いでしょう。
ドバイで疝痛を発症して長期休養していたので、JBCクラシック4着というのは、7ヶ月振りというのが敗因と見れば良いでしょう。
叩き良化型の馬なので、だんだん良くなるはずです。
ホッコータルマエは父キングカメハメハ、母父Cherokee Run(Blushing Groom系)という血統。
Blushing Groom系の馬ってあまり大きくない馬が多いのですが、キングカメハメハを配合することで馬体も大きくスピードも強化されたのがホッコータルマエの強さの秘訣かもしれません。
スピードがあるのでマイルでも問題なく走ります。
スタートも上手だし、雨が降って道悪になればなお良いです。
キングカメハメハ産駒のダート馬といえば、ベルシャザール・アドマイヤロイヤル・グランドシチーなどがいますね!
キングカメハメハ産駒の馬は幅広い距離で活躍できるのかなという印象です。
ホッコータルマエの次走展望【チャンピオンズカップ2014】
ホッコータルマエは、次走はチャンピオンズカップに出走します!
今年からジャパンCダートがチャンピオンズカップという名称に変更になったんですね。
競馬場も阪神ダート1800mから中京ダート1800mに替わりました。
ホッコータルマエは2年連続でJCダート3着という成績を残しています。
昨年は1番人気という立場だったので、残念な3着ということになりますが、敗因はソラを使ってしまったからと明確。
早目先頭に立っていなければ勝っていた可能性は十分あります。
それ以降はソラに対する対策も取られていると思いますし、大丈夫かなと。
ドバイワールドカップの敗因、JBCクラシックの敗因もハッキリしたものがあります。
昨年ほどの迫力は無いかもしれませんが、前走叩いてかなり上積みはあると思うので、十分に勝ち負けできると思います。
先行押し切りタイプは中京ダート1800mには有利です。
ホッコータルマエの中京ダート1800mコース適性としては、2013年の東海Sで3着という成績を残しているので問題は無いでしょう。
ただですね、完全復調まではもう少し時間が掛かるのでは?と疑う見方もできるんですよね。
前走、久々だったとは言っても、得意の重馬場という条件で、同じく休み明けだったコパノリッキーやワンダーアキュートに完敗してますからね。
クリソライトは逆転できたとしてもコパノリッキーを逆転できるかと考えると、難しいかもしれないなとも思えるんですよね。
チャンピオンズカップ当日は良馬場予報ですし、そうするとコパノリッキーにとってはさらに前走よりも良い条件な気も。
ホッコータルマエは強い馬なんですけど、絶対的とは今回は言えないので、取捨選択はもう少し考えたいと思います。
↓↓前走「JBCクラシック 4着、4枠7番、青」動画