ウインバリアシオン | 屈腱炎、血統、次走、敗因、レース後コメント
ウインバリアシオンの血統・成績データ
父親:ハーツクライ
母親:スーパーバレリーナ(母父storm bird)
調教師:松永昌博(栗東)
年齢:6歳牡馬(記事作成2014年12月時点)
主な勝鞍:日経賞(G2)、青葉賞(G2)
主な重賞成績:天皇賞春(G1)2着・3着、日経賞(G2)1着・2着、有馬記念(G1)2着、金鯱賞(G2)3着、菊花賞(G1)2着、神戸新聞杯(G2)2着、ダービー(G1)2着、青葉賞(G2)1着
主な兄弟:シングルプレイヤー、ダンスールクレール
ウインバリアシオンの近走レース後コメントまとめ
天皇賞春(G1)12着/17【京都外3200m良S】2015年5月3日
福永騎手レース後コメント・・・。
日経賞(G2)2着/12【中山内2500m良】2015年3月28日
福永騎手レース後コメント・・・内枠だったので、次を見据えて内で我慢するレースをしました。トビが大きくてモタついていたので、結果的には外へ出して早めに動くレースをした方が良かったかもしれません。しかし、次走に向けては良いレースができました。
有馬記念(G1)12着/16【中山内2500m良】2014年12月28日
藤岡康太騎手レース後コメント・・・ペースが遅く、力んで行きたがる場面もありましたが、すぐ落ち着いてくれました。3コーナーからハミを取ってくれましたが、直線で止まってしまいました。前走叩いたことで、気合いが乗って反応も良かったです。
金鯱賞(G2)15着/17【中京2000m良】2014年12月6日
藤岡康太騎手レース後コメント・・・ポジションは気にせず、リズムよく運びました。ただ、3コーナーすぎに反応が悪くなってしまいました。
宝塚記念(G1)7着/12【阪神内2200m良】2014年6月29日
岩田騎手レース後コメント・・・馬場を気にしたのか前半から少しモタつく感じで走りにくそうにしていました。いつもの反応がありませんでした。
松永調教師レース後コメント・・・馬場でしょうか。以前にもこういう負け方をしたと思います。3コーナーから上がって行けませんでした
天皇賞春(G1)2着/18【京都外3200m良】2014年5月4日
武幸四郎騎手レース後コメント・・・勝てそうな勢いで、やったかと思いましたが、あと100mくらいで止まってしまいました。
日経賞(G2)1着/15【中山内2500m良】2014年3月29日
岩田騎手レース後コメント・・・出たなりで競馬をしようと考えていました。スタートして、思った以上にみんなが牽制しあってスローになり、行きたがりましたが、我慢してくれました。動き出す時は良い反応をしてくれて、最後は本当に良い脚を使ってくれました。無事に行ってくれたら大きなところを狙える馬です。そして次はその大きなところ、本番になりますが、今日よりももっと走れると思っています。
有馬記念(G1)2着/16【中山内2500m良】2013年12月22日
岩田騎手レース後コメント・・・位置取りを取るためにテンに出して行ったら少し力んでしまいました。それでもその後すぐに折り合いはついたし、この馬もよく伸びているんですよ。能力を出してがんばっているんですが、相手が強すぎました。
金鯱賞(G2)3着【中京2000m良】2013年11月30日
藤岡康太騎手レース後コメント・・・少し余裕を感じましたけど折り合い良く運べたし、ゴーサインを出したらスッと反応してくれました。久々だったけど能力の高さを示してくれたし次が楽しみです。
宝塚記念(G1)14着【阪神2200m良】2012年6月24日
岩田騎手レース後コメント・・・4コーナーではどこまで伸びるかという手応えだったけど追ってからがもうひとつでした。
京都記念(G2)6着【京都2200m良】2012年2月12日
安藤勝己騎手レース後コメント・・・4コーナー手前で悪い馬場に滑って脚を取られてしまいました。手前も替えられずいつもとは違う不自然な跳びになってしまったので、何ともなければいいけど…。
管理人から見たウインバリアシオン
ウインバリアシオンはオルフェーヴルのライバルと言って良い馬でしょう。
オルフェーヴルさえいなければダービーも有馬記念も勝っていたかも!
ウインバリアシオンは父ハーツクライ(サンデー系)、母スーパーバレリーナ、母父ストームバード(ノーザンダンサー系)という血統。
能力的には文句の付けようがないけど、やはり脚部不安が付きまとう馬。
2度の屈腱炎を経験しているし、年齢的にももう若くは無いので、そこまで馬に無理をさせれるか?
2度目の屈腱炎明けとなった前走の金鯱賞が15着と大敗。
松永調教師は敗因はつかみ切れていないと言ってたけど、ちょっともう前ほどのレースはできない馬になってしまった可能性も。
宝塚記念も金鯱賞も良馬場ではあるけど緩い馬場ではあったので、そこが敗因と考えることもできるので、パンパンの良馬場ならもしかすると…。
【追記:有馬記念の復習】12着だけど1着ジェンティルドンナと0.6秒差なので着差ほどは負けていません。叩き2走目で気合が乗ってはいた。
(※終了)ウインバリアシオンの次走展望【有馬記念2014】
ウインバリアシオンは、次走は有馬記念に出走します!
中山芝2500mという難しいコースですね。
ウインバリアシオンは中山2500mというコースはどうか?ですが、昨年の有馬記念2着馬ですし日経賞も勝っているので全く問題ありません。
むしろ他馬が中山2500mを苦手とするならばウインバリアシオンにとってはプラスでしょう。
ただやはり今年は臨戦過程が見劣りします。
ローテーション的には昨年と同じなのですが、昨年は宝塚4着記念3着、今年は宝塚7着金鯱賞15着。。。
馬場が緩かったという点を考慮しても、さすがに金鯱賞15着は負けすぎだったかなと思います。
2度も屈腱炎を発症してしまったので、そこまで無理なレースはさせられないでしょうし、騎手も昨年は岩田騎手で今年は藤岡康太騎手と鞍上弱化は否めません。
叩き2走目とパンパンの良馬場で一変はあるかもしれませんが、その確率はあまり高くないかも。
人気無いなら少し押さえておけばいいかなというぐらいです。好きな馬ではあるのですが(。>0<。)
ウインバリアシオンの次走展望【天皇賞春2015】
ウインバリアシオンは、次走は天皇賞春に出走します!
京都外回り3200mという長丁場ですが、ウインバリアシオンはこのレースを昨年2着という好成績を収めています。
2度目の屈腱炎の影響で、もう以前ほどの走りはできないかなと思いましたが、有馬記念で少しキッカケをつかむと、年明け初戦の日経賞で2着に頑張りました。
らしさが戻ってきましたね!
日経賞では福永騎手が天皇賞を見据えた乗り方をしていたので、それは今回につながると思います。
有力どころのキズナやゴールドシップも鉄板とは言えないので、昨年ほどの出来ではなくともウインバリアシオンにチャンスはあると思います。
ただ過去10年で天皇賞春を制した7歳馬はおらず、2着2回が最高。
昨年残り100mで止まってしまったように若干距離が長いとも言えるので、今年もラストの踏ん張りが効かないかも。
馬、騎手ともに勝ち切れるイメージもなく…
良馬場でこその馬なので、今週は良馬場が期待できるのは良いですね。
↓↓前走「日経賞 2着、3枠3番、赤」動画