ブライトエンブレム | 馬、次走、敗因、血統、レース後コメント
ブライトエンブレムの血統・成績データ
父親:ネオユニヴァース
母親:ブラックエンブレム(母父ウォーエンブレム)
調教師:小島茂之(美浦)
年齢:2歳牡馬(記事作成2014年12月時点)
主な勝鞍:札幌2歳S(G3)
主な重賞成績:弥生賞(G2)2着、札幌2歳S(G3)1着
主な兄弟:テスタメント
ブライトエンブレムの近走レース後コメントまとめ
皐月賞(G1)4着/15【中山内2000m良】2015年4月19日
田辺騎手レース後コメント・・・イメージ通りの競馬で初めて内を縫って伸びてきましたが、切れ味では分が悪いです。東京なら直線が長い分、余裕を持って乗れますからね。今日はゲート内でもおとなしかったですし、折り合いもつきました。良い感じに成長していると思います。
弥生賞(G2)2着/11【中山内2000m稍】2015年3月8日
田辺騎手レース後コメント・・・今日は折り合いに気をつけていましたが、クリアしてくれました。馬場が渋ったのも良かったです。良馬場でも時計がかかれば良いと思います。本番の皐月賞は開催が進んでいるのでもっと馬場が荒れてくると思いますしね。4コーナーで内から寄られる不利があり、最後は勝った馬と脚色が一緒でした。ただ、ゴールをすぎて1~2コーナーの感じが良かったです。賞金を加算してくれましたし、この結果は自信になります。
朝日杯FS(G1)7着/18【阪神外1600m稍】2014年12月21日
田辺騎手レース後コメント・・・1600mの少し速い流れで、脚を溜めるところがありませんでした。4角で自ら仕掛けていくようでは駄目ですね。馬なりで上がってくるぐらいでないと。昨日の雨がもう少し降ってくれていれば良かったんですが。来年に向けていろいろ課題が見つかったレースだと思います。もっと距離があった方が良いです。
札幌2歳S(G3)1着/14【札幌1800m良】2014年9月6日
田辺騎手レース後コメント・・・スタートはうまくいきませんでした。キャリアが浅いので、道中は折り合いに気をつけようと思っていました。しかし、素直で操作しやすい馬でした。早めに前をとらえようと思い、上がっていきましたが、外を回るロスがある中で差し切って力があります。直線では先団に並びかける勢いが違ったので、これならいけるかなと思いました。ゲートの出が不安定で、キャリアも浅いですが、そのぶん伸びしろはたくさんあるので、今後も楽しみです。来年のクラシックに向けてがんばってもらいたいです。
2歳新馬 1着/16【東京1600m稍】2014年6月28日
田辺騎手レース後コメント・・・良いモノを持っています。調教の感じではもうワンパンチ欲しいと思いましたが、能力があります。後ろから行ったのは作戦ではなかったのですが、馬場の良い所も通れましたし、もまれるよりは良かったかもしれませんね。追い出しのタイミングも計ることが出来ました。
管理人から見たブライトエンブレム
新馬戦、札幌2歳Sと、大外一気で差し切りがち2連勝のブライトエンブレム。
2戦ともそこまで人気してたわけでもないので、上位人気馬をなぎ倒す強い競馬でした。
ブライトエンブレムは父ネオユニヴァース(サンデー系)、母ブラックエンブレム、母父ウォーエンブレム(ミスプロ系)という血統。
お母さんのブラックエンブレムは秋華賞を11番人気ながら制したG1ホースでした!
ネオユニヴァース産駒なので、ブライトエンブレムの距離適性としては1600mだとちょっと短いかな、1800m以上の方が良いかなとは思います。
また、ネオユニヴァース産駒は、中山や函館の成績は良く、逆に中京・新潟・福島の成績がイマイチかなとデータ的には見受けられます。
母父がウォーエンブレムなので、気性の激しさが心配されますが、どうやらブライトエンブレムは素直で操作のしやすい馬だそうです(^o^)
ただスタートでの出遅れ癖があります。
ブライトエンブレムは2歳から無理させようと言うよりも、3歳のクラシックを目標に進められているのかなという印象も。
【追記】朝日杯FSの結果を見ると、やはりマイルは短いし、雨は降れば降るだけ良いですね。マイルのハイペースは向きません。
ブライトエンブレムの次走展望【皐月賞2015】
ブライトエンブレムは、次走は皐月賞に出走します!
この馬は朝日杯FSの時には消し、弥生賞では本命にし、ここまで取捨選択としては完璧にできています。
今回の皐月賞でもこの馬の取捨選択は重要ですが、今の所は本命候補の1頭として考えています!
朝日杯FSの頃から、この馬は中山2000mという舞台の皐月賞でこそ狙いたい馬だと思っていたので。
弥生賞の時には同条件でしかも得意な稍重馬場にも関わらず4番人気と低評価だったので、オイシイなと思って本命にした次第です。
ただ今回も最大の敵はサトノクラウン。
どっちを本命にするかで迷い中…枠順と当日の馬場を見て判断したいと思います。
ブライトエンブレムにとっては多少でも荒れた時計の掛かる馬場になってくれてた方が良いですね。
今回は前走よりももうひとつ前のポジションで競馬をするらしく、状態も前走以上だと思うので、それに前走は4コーナーで外にふられたり道中ハミが抜けたりとスムーズではないながらも2着に来たわけで…。
サトノクラウンは強いですが、逆転のチャンスもあると思っています。
(※終了)ブライトエンブレムの次走展望【朝日杯FS2014】
ブライトエンブレムは、次走は朝日杯フューチュリティステークスに出走します!
朝日杯FSは昨年まではずっと中山競馬場で行われていましたが、今年からは阪神芝外回り1600mコースに変更。
ブライトエンブレムは美浦の馬ですが、11月21日に栗東トレセン入りしているので、長距離輸送の懸念はありません!
キャリア2戦で朝日杯FSに出走する馬はデータ的に良い数字を残していますし、さらに2戦2勝の馬なので、期待できますね(^o^)
前走の札幌2歳Sは外を回る距離ロスもあってのあの勝ち方ですし、3着に破ったレッツゴードンキは先週の阪神JFで2着に入りました。
追い切りでは同じく朝日杯FSに登録しているダノンプラチナにクビ差遅れましたが、入念に乗り込まれているので、特に気にしなくて良いでしょう。
ただ問題はやはり3ヶ月半の休み明けという点でしょうか。入念に乗り込まれているとは言われても、実戦を離れているのは心配。
過去に札幌2歳Sを制して朝日杯FSで好走した例としては、過去13年を調べるとコディーノ・ストーミーカフェ・サクラプレジデント・ヤマノブリザードがいます。
ただその4頭はいずれも2着ですし、コディーノとヤマノブリザードに関しては間に1戦挟んでいます。
ストーミーカフェとサクラプレジデントに関しては、その頃は札幌2歳Sが開催されたのが9月後半~10月頭という時期だったので、結局のところレース間隔が2ヵ月ちょっとだけでした。
てことを考えると、3連勝で朝日杯FSに向かったコディーノでさえ2着に敗れたんですから、ブライトエンブレムが勝つのはかなりの至難の業なんじゃないかなと考えることもできます。
おそらく、血統的にはブライトエンブレムにとって1600mという距離は少し短いようにも思いますし、阪神より中山向きだったなとも思ってしまいます。
土曜に雨が降りそうなのは、稍重を経験しているブライトエンブレムにとってはプラス材料かもしれませんが、勝ち切れるかと考えたら難しいかも。。。
本当は中山のホープフルSに使いたかったけどオーナーサイドの意向で朝日杯FSに使うような噂もありますし、大の目標は皐月賞じゃないかなと思います。
それでも勝ち切ってしまう能力はあるかもしれないですが、どうせ人気するし、それならいっそのこと…
もしココで負けたとしても、敗因は明確なので、皐月賞では最有力候補の1頭となるでしょう(^o^)
↓↓前走「弥生賞 2着、5枠5番、黄色」動画