ベルーフ | 馬、次走、敗因、血統、レース後コメント
ベルーフの血統・成績データ
父親:ハービンジャー
母親:レクレドール(母父サンデーサイレンス)
調教師:池江泰寿(栗東)
年齢:3歳牡馬(記事作成2015年1月時点)
主な勝鞍:京成杯(G3)
主な重賞成績:京成杯(G3)1着
主な兄弟:クラージュドール、ラルシュドール
ベルーフの近走レース後コメントまとめ
皐月賞(G1)12着/15【中山内2000m良】2015年4月19日
戸崎騎手レース後コメント・・・1コーナーで他馬と接触した際に右前を落鉄していたみたいです。今日は力を出し切れませんでした。
スプリングS(G2)4着/12【中山内1800m良】2015年3月22日
川田騎手レース後コメント・・・4角までスムーズに運べていたのですが、直線で上ずるような格好になってしまいました。他馬を気にしていたわけではなく自分から動けなくなった感じです。
京成杯(G3) 1着/17【中山2000m良S】2014年11月24日
川田騎手レース後コメント・・・まずはレースを無事に終えられたことにホッとしました。流れ的に苦しい位置になり、楽な展開ではなかったのですが、頑張ってくれました。力があります。元々良い馬で、これまで精神面の幼さが出てしまっていたのですが、だいぶ克服してきています。前走のエリカ賞に比べたら真面目に走ってくれました。これからも少しずつ大人になりながら成長していって欲しいですね。
エリカ賞(500万下) 1着/12【阪神2000m良S】2014年12月27日
川田騎手レース後コメント・・・1~2コーナーの辺りとゴール前でもバカつこうとしていましたし、まだまだ幼いところがあります。そういった面が解消すればもっと良い内容で走れると思います。
百日草特別(500万下) 2着/10【東京2000m良M】2014年11月9日
ブドー騎手レース後コメント・・・思い通りのポジションを取れましたが内にササッたりして位置取りが下がってしまいました。長く良い脚を使えるしスタミナも持っています。
2歳新馬 1着/6【京都2000m良S】2014年10月14日
川田騎手レース後コメント・・・幼い馬ばかりでしたから、とても遅い流れになりましたが、よく辛抱してくれました。4コーナーからは良い伸び脚でした。まだまだ幼い馬ですが、これから大人になっていってほしいですね。
管理人から見たベルーフ
ベルーフは父ハービンジャー、母レクレドール、母父サンデーサイレンスという血統。
お母さんのレクレドールはステイゴールドの全妹で、スイープトウショウ世代の有力牝馬。ローズSとクイーンSで重賞2勝を挙げた強い馬です。
ステイゴールドもレクレドールも気性難で有名だったので、その気性の激しさはベルーフにも受け継がれているみたい。
百日草特別も気性の若さが敗因とも言えるので、気性の成長が課題ですね。
3歳の中頃に本格化してくる血統ということなので、まだまだ強くなるでしょう!
母系はダート色が強く、ベルーフの兄弟たちもダート路線で走っている馬が目立ちます。
まあレクレドール自身は芝馬でしたし、ベルーフは芝でもOK。
ダートでの走りも見てみたさはありますが!
長く良い脚を使うので直線の長い東京や新潟は合ってると言えますが、ワンターンのコースよりも、初戦の京都内回りやエリカ賞での阪神内回りのようなコーナーが4つあるコースの方がしぶとさを活かせるかもとのこと。
ハービンジャー産駒全体を見ても、東京や新潟の成績はイマイチ…。
父ハービンジャーはダンチヒ系の血が流れており、長距離向きのスタミナや良い持続力を産駒に伝えることが期待されます。
ベルーフの道悪適性に関しては、ハービンジャー産駒全体を見ても良馬場と稍重以上の芝での複勝率の差は無いので、雨が降って稍重や重馬場になっても割引かなくても良いかも。
ベルーフの次走展望【皐月賞2015】
ベルーフは、次走は皐月賞に出走します!
京成杯と同じ中山芝2000mコースということで、ベルーフにとっては相性の良い舞台。
その京成杯は大外枠からの強い勝ち方だったので、インパクトは大きかったですね。
続くスプリングSでは4着に敗れてしまい、その上位3頭のキタサンブラック・リアルスティール・ダノンプラチナが皐月賞でも出走するということを考えると、相手関係的にはどうなのか?
京成杯で倒した相手があまり強くなかったと考えると、GⅠの皐月賞では勝ち負けまでは厳しいのかなと予想できますね。
戸崎騎手との初コンビもどうなのか?
中山得意な騎手ですが、やはり初めて乗る馬でGⅠを勝つというのは難しいことだと思うので。
ただスプリングSよりも距離が200m延びて、3勝を挙げている2000mに戻るのはプラス材料だと思います。
それとブリンカー着用によりどれだけ集中力が増すか。
集中力UPと得意距離での巻き返し…ココに懸けるしかないかな…軸にするにはちょっと信頼度は低いかも。
(※終了)ベルーフの次走展望【京成杯2015】
ベルーフは、次走は京成杯に出走します!
ホープフルSや皐月賞と同じ、中山芝2000mコースですね。
中山は先行馬有利になることが多いですが、京成杯は過去10年のデータを見ていると、差し馬が有利。
ベルーフは差し馬なので良いですね。
スタート直後の直線が長いので、内外の枠の差はあまり無いように思います。
ただそうはいっても、ベルーフは大外17番枠に入ってしまいましたので、さすがに大外は心配。
昨年8枠16番のキングズオブザサンが2着に入ってますが、過去10年見ても15番以降の馬は2着が限界。
頭は無いと見ても良いと思います。
気性的にも難しいところがありあてにできない面もありますし、まだ若さが際立つこれからの馬。
ここまで崩れてはいないですが小頭数のレースでもあったので、今回17頭立てになり相手も強化されてどうか?
初の中山コースに関してはハービンジャー産駒は中山の相性はまあまあ良いのですが、色々な条件難化の面を考えると人気ほどの信頼は置けないかなという印象が強いです。
ココで勝つようなことがあればかなりの潜在能力だと言えますね!
逆にココで負けたとしても今後楽しみな馬ではあるので春以降に期待。
↓↓前走「スプリングS 4着、3枠3番、赤」動画