サトノノブレス | 血統、次走、敗因、馬、レース後コメント
サトノノブレスの血統・成績データ
父親:ディープインパクト
母親:クライウィズジョイ(母父トニービン)
調教師:池江泰寿(栗東)
年齢:4歳牡馬(記事作成2014年12月時点)
主な勝鞍:小倉記念(G3)、日経新春杯(G2)
主な重賞成績:金鯱賞(G2)2着、小倉記念(G3)1着、菊花賞(G1)2着、神戸新聞杯(G2)3着、
主な兄弟:ヒカルオオゾラ、メジロスプレンダー、ウォーターラボ
サトノノブレスの近走レース後コメントまとめ
オールカマー(G2)10着/15【中山外2200m良S】2015年9月27日
内田騎手レース後コメント・・・外枠だったので外を回らされてしまいちょっと厳しかったです。今日は休み明けだったし、次走につながるレースはできたと思います。
日経新春杯(G2)11着/18
池添騎手
有馬記念(G1)11着【中山2500m良】2014年12月28日
池添騎手レース後コメント・・・先生と相談してゆっくり運ぶつもりでしたが、ウインバリアシオンに途中から来られたときにハミを噛んで少し行きたがりました。ただその後は折り合って上手に走ってくれました。着順ほど負けてはいないし、内容そのものは悪くなかったと思いますよ。来年の飛躍に期待したいです。
金鯱賞(G2)2着【中京2000m良】2014年12月6日
池添騎手レース後コメント・・・跳びの大きな馬でかぶされるとよくないようなので、自分から動いて行く形になりました。3コーナーすぎから手は動きましたが、しぶとく脚を使ってくれました。午前中の雪で少し馬場が緩くなっていたのも影響したのかもしれません。
天皇賞秋(G1)8着【東京2000m良】2014年11月2日
岩田騎手レース後コメント・・・直線で少し進路を探していたので、さばき方ひとつでもっとやれたかもしれません。着差はそれほどないので、このメンバー相手でもやれるだけの力はあります。
オールカマー(G2)16着【新潟2200m良】2014年9月28日
和田騎手レース後コメント・・・外から来られて反応がありませんでした。前回はどっしりしていましたが、今日はイレ込んで気配が違いました。何かにイライラしているのか、モロさがあります。
小倉記念(G3)1着【小倉2000m稍】2014年8月10日
和田騎手レース後コメント・・・レース前は2~3番手に行ければと考えていましたが、スタートが決まって、行く馬が何頭かいたので、その後ろの位置で馬場の良い所を走れました。長い距離を使ってきたせいか、道中フワフワするところはありましたが、4コーナーでは手応え十分で、これは大丈夫という感じでした。直線では手応え通りしっかり伸びました。小回りコースでも結果を出しましたし、秋は大きな舞台で活躍して欲しい馬です。
天皇賞春(G1)8着【京都3200m良】2014年5月4日
浜中騎手レース後コメント・・・前に行くことも考えていましたが、誤算とすれば正面過ぎた時に掛かった馬に来られたのが…。逃げていたんだから仕方ないですが、ペースを上げざるを得なかったですからね。
阪神大章典(G2)4着【阪神3000m良】2014年3月23日
浜中騎手レース後コメント・・・ウォームアップの時からテンションが高かったです。ゲート内でも待たされて馬が我慢出来ず、少し立ち上がった時にゲートが開いて、タイミングが合いませんでした。本当はもう少し前の位置でレースがしたかったんですが。
日経新春杯(G2)1着【京都2400m良】2014年1月19日
ルメール騎手レース後コメント・・・最初から前に行くつもりはありませんでしたが、ペースが遅かったので、馬のリズムを大切にしようと前に行きました。調教に乗って、長く良い脚を使うところやスタミナがあるのはわかっていましたので、馬を信じていました。よく頑張ってくれました。
菊花賞(G1)2着【京都3000m不良】2013年10月20日
岩田騎手レース後コメント・・・2、3番手という頭もあったけど、道中はこの馬のリズムで運びました。気持ちの強い馬だから、3角から内ラチ沿いを捌いて追い上げられて、よく走ってくれたと思います。使う毎に強くなっていますが、これから更に良くなる余地がありそうです。
管理人から見たサトノノブレス
サトノノブレスは、エピファネイアが勝った菊花賞の2着馬ですね。
距離適性は1800m~3000mまで幅広く対応しています。
サトノノブレスは父ディープインパクト(サンデー系)、母クライウィズジョイ、母父トニービン(ゼダーン系)という血統。
サトノノブレスは手足が長く大跳びの馬で、長く良い脚を使うので、広くて直線の長いコースが向いています。
逆にコーナーを多く回らないといけない小回りコースは苦手と言えます。
雨が降って重馬場など道悪になるのもマイナスで、良馬場の方が良いでしょう。
その辺は母父トニービンの影響も大きいでしょうか。
ただそれでも、小回りコースかつ稍重という条件的には最悪の小倉記念を勝ってはいるので、ある程度のメンバーなら乗り方ひとつで好走できる能力はありますね!
枠としては、外から被されるとよくない馬なので、ある程度の外目の枠がベストかも。
古馬相手のG1では結果は出せていませんが、天皇賞秋では進路をカットされて行き場を無くしながらの0.3秒差ということなので、スムーズな競馬ができさえすればG1でも上位に来る可能性はあるはず。
【追記:有馬記念の復習】11着だけど勝ち馬ジェンティルドンナとは0.6秒差。初の中山コースだったし、見限れない。中山がやはり合わなかったんだと考えれば、コースによっては上位馬を逆転してもおかしくないので、次も狙いたい。
サトノノブレスの次走展望【有馬記念2014】
サトノノブレスは、次走は有馬記念に出走します!
中山芝2500mという難しいコースですね。
サトノノブレスは現在16番人気ということで、最下位人気となっています。
確かにこのメンバーに入ると地味な存在。
ただ、天皇賞秋の敗因は進路が見つけられず一度ブレーキを掛けてしまったことと明確で、もしスムーズに競馬できていれば頭まであったかもしれません。
金鯱賞ではラストインパクトに敗れはしましたが、パンパンの良馬場であれば逆転もあったかもしれません。
ラストインパクトは今回は菱田騎手に乗り替わりですが、サトノノブレスは前走と引き続き池添騎手なのは心強いです。
能力的な部分で言えば有馬記念のメンバー相手でも遜色ないと思いますよ!
ただ問題は小回りコースの中山。
小回りコースは小倉記念で勝っているものの、やはりサトノノブレスにとってベストは東京や新潟でしょう。
もし有馬記念が東京競馬場での開催だったら、私はサトノノブレスを本命にしていたかも(笑)
中山は厳しいかな…?
が、しかし、こんなにも良い馬が最下位人気というのはどうなのか。
何か買える材料は無いか?考えました!
ありました!
サトノノブレスってよく見たら、母父トニービンじゃないですか!!
母父トニービンで過去に有馬記念で好走している馬は、ルーラーシップ・アドマイヤモナーク・ハーツクライ・リンカーンなどがいます!
トニービンなんて普通に考えたら小回り中山は向かないはずなのに、なぜこんなにも有馬記念で好走している馬が多いのか?
もしかすると中山2500mは急坂を2回登らないといけないことが関係しているのかも。。。
急坂を2回も登るなんてそれだけスタミナが必要ということで、そこがスタミナ豊富なトニービンの血が活かされているのかも!
ある程度時計が掛かりやすいのも良いのかも!
長い文章になってしまいましたが、とにかくサトノノブレスにも2~3着ならチャンスはあると見ています。
もしかすると実は中山2500mは得意だったという可能性もあるので、こんなにも人気無いなら狙ってみる価値はあると思いますよ。
6枠と池添騎手というプラス材料もありますし♪
2008年の有馬記念2着馬アドマイヤモナーク(14番人気)をイメージしてみるとワクワクしてきますww
↓↓前走「金鯱賞 2着、6枠12番、緑」動画